葬儀の費用を2人分合同にした場合

2018年10月24日
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葬儀は通常は一人ひとり個別に行いますが、親族など親しい間柄の人が同じタイミングで不幸にも亡くなってしまった場合には、合同で葬儀を執り行うというケースも稀にあります。親族が同じタイミングで亡くなったとなれば、どちらか一方の葬儀には参列できないということにもなりかねないのはもちろんのこと、会葬者も近い日にちに二度にわたり葬儀に足を運ばなくてはならないとなれば、負担になってしまうので一緒に執り行うべきというのも一つの考えではないでしょうか。

合同となれば葬儀の費用が2人分必要になるのかというと、そういうわけではありません。会場が一つで良いことや、会葬者への飲食接待費も分かることができるので、1人ずつ執り行うよりも出費を抑えることができるケースもあります。

しかし、2人となれば会葬者も1人の時よりも増えることになるので、会場の規模を大きくしなくてはならなかったり、棺などは当然1人分ずつ必要になるので出費が避けられない点も多々あります。双方の意見がまとまらないこともあるので、安く済ませることができるのではないかという気持ちだけで合同で葬儀を執り行うべきではなく、メリットとリスクをよく考えておくことが大切になってきます。