お焼香のマナーを確認しておこう

2018年11月15日
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通夜や葬儀に出席する際はマナーを守ることが大事ですが、お葬式や通夜では独特の作法もありますので、急な際はどのようにして良いかわからないと悩む人も少なくありません。葬儀や通夜ではお焼香は欠かせないものとなっていますが、お焼香のマナーもつい忘れてしまいがちです。

それゆえ、出席する前にはマナーや基本知識はもう一度確認しておくと安心です。まず、お焼香で自分の番が来たら、落ち着いて行動することが大事です。ついお焼香の作法だけに気を取られてしまいがちですが、お焼香の前後では遺族に一礼することがマナーですので忘れないようにしましょう。

一般的な葬儀場では、立礼焼香となることが多いですが、焼香台の少し手前で遺族に一礼します。その後は焼香台に向かい正面を向き遺影に向かって一礼します。数珠をどちらの手に掛けるかでも悩む人がいますが、抹香は右手で取りますので数珠は左手に掛けておきます。焼香の回数などな宗派によっても違いがありますが、これは自分の宗派のやり方に合わせても問題ないとされています。抹香は親指、人差し指、中指の3本の指で取り、目の高さまで持ち上げ指でこすりながら香炉の中に落としていきます。焼香が終わったら遺影を見て合掌し、そのまま少し下がり遺族にもう一度一礼して席に戻ります。